11月28日、ホテルニューオータニにて「えん」と「むえん」の会が開催されました。
気づくと「えん」気づかないと「むえん」・・・ 「えん」ある人と「むえん」の人が、建築を文化と気づき「えん」のあるものとして、 未知の時に伝えたいと思います。(今川憲英氏)
の考えを基に、代表幹事:今川憲英、幹事:新居千秋、今村雅樹、瀬戸川雅義、富樫茂樹によりたくさんの「えん」を繋げ催されました。
第一部として、建築講演会(司会:竹山聖) テーマ:リニューアル&ニューデザイン「空間の骨格の再生・・・in JAPAN」
講師 憲 Imagawa(外科医的建築家)
「ハウジング・・・in USA」 講師 Adele Naude Santos(建築家:マサチューセッツ工科大学建築学部部長)
の二つの講演が行われました。
第二部では「えん」と「むえん」を京舞で結ぶ会が行われ、その後、「ISGW(Interior Shear GlassWall)」のプレス発表が行われました。 「ISGW」はガラスの耐震システムで、ブレースやRC耐震壁の代わりに、鉄枠のガラス格子を設置するものです。ユニット化しているため、改修に際し、仮移転せず施工でき、撤去・解体に伴う産業廃棄物が少なく、ひととものを大切にし企業文化を醸成するとのメリットがあります。 名前にInteriorとあるだけに、視覚的に邪魔になることがなく見た目も美しくインテリアの一部として捉えることができます。
実験では、50tの加重を加えてもガラスに損傷はなく、たとえ地震でガラスにひびが入ることがあっても、飛び散らず、傷ついた箇所だけを取り替えることが可能になっています。
また、後日Ms.Santos& Mr.Michael 桂離宮等京都を案内してまわりました。
今回の会で、様々な方とお会いし、貴重な時間を過ごせました。 この素晴らしい出会いを、「むえん」から「えん」に変えていきたいと思います。