敷地は京都特有のうなぎの寝床と呼ばれる間口が狭く奥が深い形状をしている。
この敷地に店舗、賃貸住宅、オーナー住宅という異なる3つのプログラムが求められた。まず敷地を3分割し、真ん中を中庭とすることで通風、採光を確保するところからこの計画はスタートした。
1階に店舗、賃貸住宅1戸、2、3階に賃貸住宅4戸、最上階にオーナー住宅とする構成を取った。
今回の計画は京都の町屋特有の伝統的なプランニングの手法を、現代的な空間に翻訳したものである。
敷地面積:160.00㎡
建築面積:111.32㎡
延床面積:420.06㎡
構造:鉄筋コンクリート造
規模:4階